iOS 6が完全脱獄されてから当サイトへのアクセスも脱獄関連の事が増えてきました。ということで、今回は脱獄初心者のために知っておいて欲しいワード『リポジトリ』について書いていきたいと思います。最後にボクが入れているリポジトリ一覧も紹介したいと思います。
リポジトリとは?
英語で書くと「Repository」で意味は容器、貯蔵庫、倉庫、集積所などの意味があります。あんまり複雑に考えると難しくなるので、インターネット上にあるソフトウェアの倉庫だと考えて下さい。
それではリポジトリを、iPhoneの脱獄に当てはめてみます。脱獄アプリを開発したど偉い方々が、インターネット上の倉庫に開発した脱獄アプリ達を置いているわけです。その住所を『リポジトリ(サーバー)』という形で公開してくださっているという事です。
iPhoneを脱獄するとCydiaのアイコンが追加されるのは脱獄者なら分かると思いますが、Cydiaは特定のサーバーを持っているわけではなく、各開発者のリポジトリをCydiaに登録する事によってアクセス出来るようになるのですね。ではどうやってCydiaにリポジトリを登録するのかを説明していきます。
リポジトリ登録方法
初めて脱獄した時は迷いながら色々なサイトを調べまくりました。この記事を読んでくださってる皆様にはこの記事で理解できる事を心がけていきたいと思います。
まずCydiaのホーム画面から『Manage』タップ。
『Sources』をタップ。
そうすると、現在入っているリポジトリの一覧が表示されます。ここではボクのリポジトリ一覧となってます。それではリポジトリを追加していきましょう。
今回は日本のiPhone脱獄者なら知らない人はいないだろうと思われるmoyashiさん(@hitoriblog)のリポジトリを追加してみますね。右上の『Edit』から追加を始めていくので、これをタップ。
左上に『Add』のボタンが現れるので、これをタップ。
『Enter Cydia/APT URL』の欄にmoyashiさんのリポジトリ『http://hitoriblog.com/apt/』を入力して、『Add Source』をタップ。
アプリたちをCydiaにダウンロード中の画面になります。全ての脱獄アプリがダウンロードされるとCydiaに戻ります。
Sources一覧にmoyashiさんのリポジトリが追加されました。これがリポジトリ追加の一連の流れです。
moyashiさんの脱獄アプリが表示されました。追加したいリポジトリがあったら、1つずつになりますがこのように追加してみてくださいね。
【動画】リポジトリ追加方法
オススメリポジトリ一覧
デフォルトから入っているリポジトリで殆どがカバー出来ますが、「これは使える!」というアプリがあった時、リポジトリを追加する場合も多々あります。ボクが脱獄で利用させてもらっているリポジトリを紹介します。
デフォルトリポジトリ(最初から入っているリポジトリ)
- BigBoss
- https://apt.thebigboss.org/repofiles/cydia/dists/stable
- Cydia/Telesphoreo
- https://apt.saurik.com/dists/ios/675.00
- Dev Team
- https://repo666.ultrasn0w.com/
- ZodTTD & MacCiti
- https://cydia.zodttd.com/repo/cydia/dists/stable
- ModMyi.com
- https://apt.modmyi.com/dists/stable
デフォルトリポジトリのみでも十分なくらいに良い脱獄アプリが見つかりますが、更に便利にしていくためにリポジトリを追加しましょうね。
日本人作のリポジトリ
- iPS4HACK.com
- https://cydia.ips4hack.com/
- moyashi repository
- https://hitoriblog.com/apt/
- iTetuo’s Personal repo
- https://itetuo.com/cydia/
- takamii Repository
- https://repo.takamii.com/beta/ ・ https://takami.squares.net/cydia/
クラックアプリについて(割れアプリ)
脱獄をするときっと色んな事をネットで調べ始めると思うのですが、その中で気になる言葉が出てくるようになります。色々あるのですが、ここでは『クラックアプリ』です。
脱獄すると分かる思いますが、無料のアプリだけでなく有料のものもあるんですね。この有料のアプリを無料でダウンロードする事が出来るリポジトリがあるんです。代表的なのがこんなのです。
「有料のものが無料でダウンロード出来る」というのは嬉しい話ですが、クラックアプリには悪意のあるプログラムやウィルスなどが入ってる事があります。感染すれば連絡帳のデータや写真データなどを盗みとられるかもしれません。
「いやいやiPhoneはアップルに守られているから大丈夫でしょ!」と思うかもしれませんが、脱獄したiPhoneがアップルに守らていると思っちゃいけませんよ。だってそのiPhone・・・守られている檻から脱獄したのですから。という事は自分のiPhoneやその中のデータ等は自分で守らなければなりません。
Cydiaを利用するのであれば、最低限のルールを守らなければいけないという事です。有料のものは有料として、無料のものはネットで検索してから使用するようにしましょう。
ちなみにクラックアプリを作っている人たちはちゃんとアプリを購入しています。その上で、アプリの中身をいじってるわけです。そこに悪意プログラムを乗せて・・・。脅しているわけではないですが、過去にどこかのサイトで読んだ事があるのですが、脱獄して10秒ぐらいでハッキングされた人もいたみたいです。
iPadの脱獄はアメリカのDMCA法で違法になりましたが、iPhoneに関しては違法とはなっていません。しかし危険な行為には変わりありませんので、iPhoneの脱獄をしている方、脱獄をしようと思っている方はくれぐれも注意してやってくださいね。
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