skiwax2

冬です。雪山の季節です。そう、スキー・スノーボードの季節です!!

実はあくろ、昔アルペンスキー(競技スキー)をやっていたコトがあるんです。しかも、スキーショップで働いていた経歴もあるんですね~。

この季節なるとウズウズしてくるわけなんですよ~(*´ω`*)

ですが・・・ここ数年はスキー行けていません。だからこう、、体の中に溜まったモノをですね…ブログにぶつけてみたいと思います。

既にシーズンに入っていますし、どんな情報なら皆さんのお役に立てるのかな~と考えてみたんですが、やっぱりワックスかな~と思いました。雪山にあがって、

 

「板が滑らない・・・。」

 

これほどまでに残酷なコトはありません(`;ω;´)

というコトで、誰でも簡単に使える『簡易ワックス』の厳選3選を紹介致します。その前に、いくつか能書きはタレますが…。

Photo:Bansko Ski Resort Main Area (with notes) By Nacho y Adriana

 

そもそもワックスで何でスキー・スノーボード板が滑る?

skiwax2

ワックスの効果って一体どんなモノか知っていますか?

きっとショップ店員さんに「ワックスを塗ると滑りますよ!」とか、スキーの上手な友人に「ワックス塗らないなんてあり得ねぇ~!」とか言われて、

勧められるがままに塗っている方って多いんじゃないかな?ワックスがどんな仕事をしているかと大きく分けて2つ、『滑走面保護』と『撥水』です。

Photo:DSC03649 By teknomusicman

 

乾燥摩擦による滑走性の悪化

雪印のマークでお馴染みのように、雪の結晶は単なる丸ではなくギザギザした形をしています。

そのギザギザした雪の上を板が通過すれば、雪が滑走面に刺さり摩擦抵抗が大きくなります。

そこで雪の結晶よりも硬いワックスを塗ってあげ、雪が滑走面に刺さらないように施し、摩擦抵抗を小さくするコトが出来ます。

 

水分摩擦による滑走性の悪化

スキー・スノボードの滑走面と雪の間で摩擦が起こると、熱が起こります。例えば、寒い時に手をこすり合わせたりしたコトありますよね?あれと同じです。

その熱エネルギーによって雪が水分へと変化し、滑走面に貼り付いちゃうんですね。これが滑走性を落とす原因になります。

なので、滑走面にに貼り付く前に水分を除去してあげるためにワックスを塗るわけです。ちなみにワックスの主な成分は炭化水素(ハイドロカーボン)と言われる水を弾く性質を持っています。

ちょっとお値段が高くなるとフッ素系ワックスなんてのもあります。

※ちなみに板をチューンナップに出したりすると、ストラクチャー加工をします。滑走面に均一に溝を入れていくのです。この加工も水はけを良くするためのものなんですね。

この2つを覚えておけば、ワックスがどんな働きをしているのかが分かりますね。まあ…他にも静電気による汚れの付着などもありますが、とりあえずこの2つをおさえておけばOKです!

ホットワックスと簡易ワックスのどっちがイイ?

skiwax3

最初に答えを言っちゃいますが、ホットワックスのが良いです。ホットワックスと簡易ワックスの大きな違いは持続性です。

ホットワックスは滑走面の中に浸透させるモノで、簡易ワックスは簡単に言ってしまうと滑走面の表面に塗るモノなんです。

滑走面にはものすんごい細かな穴が開いていて、気温・雪温によって膨張したり収縮したりしています。

ホットワックスによって滑走面に浸透したワックスは、この膨張・収縮によってマヨネーズのボトルを押すのと同じようにちょっとずつ滑走面の表面に出てくるんで、持続性があるというワケです。

ただその持続性なんてものは、1回のワックスがけで1日持つかどうかみたいなもんです…。なので、雪山に出掛ける前には必ずホットワックスを掛けた方が良いでしょうね。

ちなみに・・・あくろがアルペンスキーを真剣にやっていた頃は、オフシーズンからワックス掛けが始まっていました。

シーズンインまでには、柔らかいワックスから硬いワックスへと順に合計50回ぐらいは…ただのバカですね(;´∀`)

まあそれでもスキーへ出掛ける度にワックスを塗っていましたし、泊まりの場合も宿へ帰ってはワックス塗ってましたんで、結構根性がいるもんですよ。笑

Photo:A drop of wax By linaogalex

 

簡易ワックスに必要なツールたち!

skiwax4

ホットワックスを塗るのは良いコトですが、それなりにツールが必要になってきます。チューンナップ台であったり、スキーを固定するバイスであったり、ワックス・ワクシングアイロンなどなど・・・。

それを全部揃えると結構なお金になります。そこまでスキー・スノーボードを愛してやまない方ならOKでしょうが、全ての方がそうではありませんね。

雪山行くなら「簡易ワックスぐらいなら買ってもいいかも!」という方々も含め、誰でも簡単に使える簡易ワックスに必要なツールを紹介したいと思います。

Photo:Emergency wax procedure By Kev Purcell

 

滑走面の汚れやケバ、余分なワックスを取り除く「ボアブラシ」

ブラシにもナイロン・真鍮・ブロンズ・馬毛など多くの種類があるんですが、どれか1つ持つならこのボアブラシがオススメです。

ナイロンと真鍮の間ぐらいの硬さのブラシで色んな用途で使うコトが出来ますね。

簡易ワックスとセットで覚えてね!「コルク」

滑走面に塗った簡易ワックスを伸ばすのと、こするコトで滑走面への貼り付きを良くしてあげる効果があります。

簡易ワックスにはコルクがセットみたいなモンなので、必須アイテムでしょう。

以上です。簡易ワックスを塗るに必要最低限欲しいツールを挙げてみました。そして最後!やっとこあくろが厳選した簡易ワックスを紹介します。

 

あくろが選ぶ!厳選簡易ワックス3選はコチラ!

簡易ワックスは結構な種類があります。その中でもあくろが実際に使用して、「これは滑る!」というモノを挙げてみまーす!

Zardoz ノットワックスポケットパック

アルペンスキーの大会などでホットワックスを掛けた後、スタートワックスと呼ばれる20gで15,000円ぐらいするようなワックスを塗ったりするんですが、

お金のない学生たちはこのノットワックスをスタート直前に塗るスキーヤーも結構います。笑

速さを競うアルペンレーサーたちがスタートワックスとして使用するというコトは滑走性も良いんですね。

使い方も簡単で中に入った液体を赤いスポンジに染み込ませ、滑走面に塗るだけです!

DOMINATOR ROCKET

ドミネーターはワックスのメーカーの中でも珍しい部類で、化学者が立ち上げたメーカーなんです。物理有機化学の観点からワックスを開発しています。

しかもハイドロカーボンワックスとフッ素を初めて混合させたのも、実はこのドミネーターなんですよね。このROCKETもアルペンレーサーの中でよく使用される簡易ワックスです。

使い方は、滑走面に生塗りしてあげてコルクで伸ばし、最後にボアブラシで磨いてあげれば滑走性UP!UP!UP!

GALLIUM GENERAL F220

昔はスキー板も開発していたガリウムのF220です。これはフッ素含有で、水をよく弾いてくれるので非常に効果があります。

しかし、持続性の面ではちょっと物足りなさもありますので、バックパックなどに入れておいてあげればいいと思います。

おまけ!ホットワクシングにチャレンジしたいアナタに便利な一品!

ホットワックスにも興味が湧いた雪山愛好家の皆様!各ワックスメーカーからワクシングセットというオトクなセットも出ているので、チェックしてみてくださいね。

どうだったでしょう?iPhoneアルミケースのコトばかり書いてたあくろにこんな別な趣味が!!と思った方もいるかもしれませんが、たまにはこんな内容も良いでしょう笑。

それでは楽しい雪山ライフを~♪(・ω<)

この記事が役に立ったらいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでアクロマニアをフォローしよう!